QUA DESIGN style
なんば建築工房

なんば建築工房

「人の住む家は、人の手で創る」をメッセージに大工職人の手仕事で伝統建築を創造している、明治二十年創業・なんば建築工房のブランディングデザイン。ロゴマークは日本の伝統品であり、末広がりの形で縁起が良いとされる扇をモチーフ。同時に職人、技術スタッフ、社員全員及び施主・住人(家族)を表す「人」とNanba, Next, New, Natural... etcの「N」をモチーフ。 扇の形には、棟上げ式に丸扇が掲げられるように、安全祈願や災難厄除け、末永い繁栄を願う意味を内包させている。 また扇は一本一本の骨(竹)が集まり面を構成することで扇としての機能を果たしているが、職人をはじめ社員一人ひとりが職務を全うしてこそ、なんば建築工房が良質に機能するという概念と軌を一にする。 さらに日本古来から生活に密着し、機能性があり実用的かつシンプルで美しいという扇の特性が、なんば建築工房の家づくり理念とリンクする。 そして従来の建築のみにとどまらず、今後、古民家再生、伝統文化の継承やまちづくりなどの新たな事業を、裾野を拡げるように展開していく様子(点から面へ)を表現するとともに、なんば建築工房の建築や諸々の活動が、自社はもちろんお客様や社会に対して、扇で扇ぐが如く新しい風を巻き起こすであろうという願いも込める。 また屋根に見立てたフォルムの下に円を置くことで、人(社員)のまとまり、日の丸=和の心、そして創造の滴、アイデアやソリューション(解答)が生まれる様子を表している。 カラーはともに日本の伝統色である檜皮色と朱色を用いる。檜皮色は神社仏閣など伝統的な家屋の屋根の色であり、朱色は古代より宮殿や神社仏閣に多く用いられてきた魔除けや不老長寿を象徴する色である。 書体を含め全体的な雰囲気は、今後なんば建築工房が目指すエレガント=落ち着いて気品があり、上品で美しい様をイメージしており、総じて135年の伝統を礎にしたシンプルかつ現代的で優美なデザインである。

クライアント/株式会社なんば建築工房