BROOK
岡山の老舗アパレルショップBROOKの創立50周年記念ロゴやフリーカタログや夏・冬セールDMのデザイン。 DM制作の要望としては「とにかくお客様の心に留まり、かつ他にはないもの」。数ある郵便物、印刷物の中から手に取ってもらわないことには始まらない。 そんな依頼を粋に感じつつも半ばためらいながら、インパクトの強い写真を用いてユーモアあるデザインを提案してみた。老舗で格式あるBROOKにとってはややもするとイメージダウンにつながりかねない。 それがそんな心配をよそに「これは何だか気になるね。わかりやすいデザインよりいろいろなシーンを想像しやすい。これで行きましょう!」という担当者のご英断により、このデザインが世に出ることになった。 これらのユーモアあるデザインは、お客様に正直様々な反応があったようだが、結果的にそうしたやりとりを含め、スタッフとお客様の間でコミュニケーションの機会が増えたそうだ。 こうしてデザインの中に「ユーモア」を交えることにより、お客様を楽しませる、驚かせると言ったコミュニケーションの場が創造できる。発信側だけが満足する情報提供だけのデザインでは決してお客様の心はつかめない。受け取り側にとっても何か期待できるもの、楽しめるものでなければ本当の意味では伝わらない。 「美」は視覚的効果を高め、「ユーモア」はコミュニケーション効果を高める。その二つが両立してこそ人の心に届くデザインになる。わかりやすく言えば、学生時代に一番人気があった奴はたいていが格好良くて、面白かったはず。 「美」とともに「ユーモア」を大切にしているBROOKの企業姿勢は、つまりはお客様を本当に大切に思っている現れであるように思う。




























