笠岡諸島旅客船ターミナル みなとこばなし
岡山県の南西部に位置する笠岡市に2017年3月に完成した、本土と沖合の瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島を結ぶ旅客船のターミナル「笠岡諸島旅客船ターミナル『みなとこばなし』(施主:笠岡市)」のロゴマークとサインデザインを担当した。笠岡諸島は大小31の島々からなり、その内の高島、白石島、北木島、真鍋島、大飛島、小飛島、六島の7島が有人島で、近年は県外や海外からの観光客も多い。ゆえにこのターミナルは子供からお年寄り、島民、市民、観光客など幅広くたくさんの人が利用する公共性の高い施設であるため、特定の層だけにしかわからないような偏ったデザインは避け、できるだけ多くの人に受け入れられるデザインにする義務があると言っても過言ではない。 ロゴマークは建物の特徴でもあるメイン棟の三角屋根である8寸勾配をモチーフにした。建物の特徴をシンボルとして表現することで、島民、市民、観光客が建物をイメージしやすくなり、認知度向上につながる。また8寸勾配の三角形を並べることで、笠岡諸島に浮かぶ有人島7島を表現し、島々を結ぶ港としてのアイデンティティを確立させ、笠岡の新しい玄関口であることを印象づける。カラーを7色使用することで、人の集まりや楽しさを表現し、名称の通り「小話」があちらこちらに溢れるターミナルを目指す。 さらにターミナル内のサイン、ピクトグラムにもシンボルの8寸勾配のフォルムを展開することで、より強固なアイデンティティを確立させたい。



























クライアント/笠岡市 施工/荒木組 現場監督/蜂谷真一
